« 42 太陽光の範囲内 | トップページ | 44 森を捨てた人類 »

2006年9月 7日 (木)

43 「道路延長の法則」

車を使えば使うほど道路が延長され続けるというのが「道路延長の法則」です。実はこれは、投稿者が勝手に考えた法則ですが。法則と考えた理由を説明しましょう。車の燃料はガソリンやディーゼル油です。それらを原油から精製する過程では、燃料としては使えないタールやピッチが大量に残ります。しかしこれをゴミとして捨てる訳にもいかないので、ある頭の良い(実は結構ご都合主義の)人が、それを道路に撒くことを思いつきました。最初は砂利道にそのまま撒いていましたが、やがて砕石と混ぜてアルファルトとして舗装するテクニックを開発しました。この結果、廃棄物であるタールやピッチの処理問題が「見かけ上解決」したのです。つまり、石油を大量に消費する現代社会では、舗装道路は毎日延長しなければ、多量のタールやピッチが産業廃棄物として処理しなければならないという問題が発生するのです。そうなれば、燃えにくいものを無理に燃処理しなければならないため、特殊な焼却炉の開発が必要で、かつ焼却灰には有害な重金属類なども混じるので、その最終処分には大変なコストが掛かるはずです。それを、今は逆に路盤材として有効活用している訳ですから、道路の舗装工事は絶対に止められないカラクリになっています。

少し田舎に行けば、めったに車が通らないけれどやたら立派に舗装された幅の広い「林道」や「農道」を見ることが出来るでしょう。これが「道路延長の法則」の動かぬ証拠に他なりません。

|

« 42 太陽光の範囲内 | トップページ | 44 森を捨てた人類 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 43 「道路延長の法則」:

« 42 太陽光の範囲内 | トップページ | 44 森を捨てた人類 »