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2006年9月21日 (木)

66 進化論は面白いが分からない

30代の後半、進化論にのめりこんだ時期がありました。ヒトは何ゆえに人間に進化しなければならなかったのか。サルのままで居れば何も悩まずに済んだのに。では悩むために進化したのか?。人間の生きる事への執着は、たぶん生き物の中では最も強いのは事実ですが、その執着心が進化の原動力となったのか。サルのままで残った兄弟達と我々ヒトは一体どこで、何をきっかけに分かれたのか、などなど。進化は謎だらけです。デジタルなDNAが、アナログの塊である生命を操っているのも全く不思議です。何冊本を読んでもますます分からなくなるばかりなので、その時は取り敢えず、「分かった様で良く分からない今西進化論」を無理やり飲み込んで、一応分かった事にしてしまいました。

しかし最近、その不思議な生命を育んできた環境は、それにも増してますます謎だらけであることに感動しています。なぜ地球には大量の水が残ったのか、なぜ15℃の平均気温に落ち着いたのか、なぜ酸素が21%もあっても生命は酸化されずに生きていられるのか、なぜ数百メートルもの厚さの鉄鉱床が出来たのか、石油は一体どこから来たのか、生命と地球環境はどのような相互作用を行っているのか、などなど。生命が、地球環境に大きな影響を与えることは、ストロマトライトが多量の酸素を作り出し、人間が出す排気ガスが地球表面の温度を上昇させている事でも十分証明されています。しかし、我々もまだ知らないもっと微妙な相互関係もありそうに思います。地球誕生以降何十億年も変化し続けてきた地球環境は、たかだか数万年の歴史と数千年の知恵しかない人間には、そもそも理解不可能なのかも知れません。

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