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2006年9月25日 (月)

74 リサイクル再考

環境問題の解決の切り札は3R(減らし、再使用し、リサイクルする)だと思っている人が多いようです。投稿者としては、最初の2Rには賛成しますが、リサイクルには否定的です。何故なら、リサイクルするには、場合によっては新しい原料から作る時より多くのエネルギーやコストが掛かってしまう事も多く、一方リサイクルによって品質はどんどん劣化するからです。それでもリサイクルするのは、ゴミの処分場の逼迫という裏事情があるからです。ゴミ処理を担当する自治体としては、何が何でもこれ以上ゴミを捨ててもらっては困る訳です。

もう一つの問題は、ゴミを出す側が「リサイクルするから沢山使い捨てても良いのだ」と思ってしまう事です。ですからリサイクルは強調しないで、2Rだけで十分なのです。とにかく使う量をギリギリまで減らし、壊れても修理に修理を重ねて使い、或いは何らかの形で再使用すれば、リサイクルに出す量が格段に減るはずです。PETボトルの消費量は、急激に伸び今や樹脂の量にして50万トンレベル(500mlビンで160億本以上)が使われています。確かにそのリサイクル技術は確立されては居るのですが、採算が合わないため結局コンテナに詰められて、中国などにゴミ輸出される量も急激に増えているのです。またかなり前のデータですが、日本では20数人に1台の割合で自販機があるそうで、自販機自体の消費エネルギーも、大型冷蔵庫と温蔵庫、あるいは給湯器がくっついたものなので、かなり多いのです。更に捨てられるアルミやPETボトルのリサイクルに必要なエネルギーを考えれば、何らかの形で自販機の規制も必要な時期かもしれません。

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