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2006年9月27日 (水)

78 哲学のススメ(というより登山のススメかも)

哲学が面白いです。池田昌子は確かに読み易いのですが、それより昔の哲学者の思索の方が、暇に任せて考えている事もあり奥が深いものを感じます。日本にも、和辻などの偉大な哲学者がいました。しかし現代の哲学は、多くの先人の思索を踏まえているため洗練されてはいますが、古い哲学に見栄えの良いカバーを掛けただけのものも多いのです。勿論哲学を難しく考える必要はありません。考えることを楽しむのが哲学の本来の意味ですから、哲学者の様に難しい言葉をつかって、回りくどい表現をする必要は全くありません。というより、人間は自分の頭の中にあり意味を知っている言葉を使ってしか考えられませんから、難しく考えるだけ損というものです。

また哲学は考えるだけなのでなにしろ安上がりです。でも机に向かっていては良い考えも浮かばないので、ゆっくりと緑の中を歩きながら考えるのがベストです。投稿者も山の尾根筋を一人で歩いていると、実に様々な思いが駆け巡ります。たかだか2-3km平地より高い場所に登っただけで全く世界が変わり、心も洗われ純粋になれるような気がします。一番の効用は、自分が大自然の懐の中でちっぽけな存在に思える事でしょうか。自然に包まれていると感じている時だけ、人間は「環境」などという厄介な事を考えずに済むのではないでしょうか。何しろその瞬間は、自分も環境の一部になっているのですから。登山は、近くの低い山なら靴と小さなリュックさえあれば誰でも登れる最も安上がりな趣味の一つです。

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