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2006年10月13日 (金)

100 ガイア仮説

ラブロックという人は、地球(表面)はさながら意識をもった一つの生命体であると考えて、それを「ガイア」と命名しました。地球の表面には、数千万種あると言われるくらい豊富な種類の生物が満ち溢れていますが、それらは互いに何らかの関わりを持ちながら種を維持している訳です。例えば、多くの植物はそれを住処やエサにしている昆虫や動物に利用されてはいますが、一方では彼らに受粉や種子の運搬も引き受けてもらっているわけです。これが共生関係ですが、広い意味で言えば、ある生物と別の生物は、無数の生物連鎖の中では、必ず何らかの関わりを持って生き延びていると考えたのがラブロックです。

したがって、例えば人間や家畜にとって有害と考えられてきた特定の生物種(オオカミなど)を絶滅させた結果、カモシカや鹿が異常に繁殖し、農林業へ被害が及ぶ結果を招いているともいえる訳です。同様に、地球表面全体を、一つの統一された原理に従って生きている生命体として考えた場合、ガイアの生存に悪い影響を与える人間活動の結果(例えば温暖化や酸性雨)を無視するわけにはいかないはずだというのがこの考え方なのです。

さてとりあえず100話まで一気に書いてきましたが、多分書きたかったことの半分程度は書けたような気がします。同じようなことをくどくど書いている退屈そうなブログですが、もうしばらく我慢してお付き合いください。

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