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2006年10月22日 (日)

111 「裂き織り」のこと

先日織物の工房を訪ねる機会がありました。住んでいる市内にそんな店があるなどということは、人に教えられるまで全く知りませんでした。見たかったのは「裂き織り布」です。以前、石川英輔か誰かの本で、江戸は布が貴重な時代だったので、擦り切れて薄くなった布も絶対に捨てなかった。それを細かく裂いて横糸の代わりに使い、新しい縦糸で織り込んでいく「裂き織り」が行われていたとの話を読んでいたからです。流石に現在では、擦り切れた布さえ探すのが困難ですから、その工房では織布工程で出る紐状の縁布を横糸にした布を試作していましたが、ほつれた糸が布からはみ出し、逆に面白い風合いを出していたのが印象的でした。

この日は、「江戸の捨てない知恵」の一つを垣間見たような気がして、古い時代の捨てない知恵を発掘しあるいは自分でも「新しい捨てない知恵」をいくつか考えてみようと決意を固めたのでした。面白いものを思いついたらこのブログでも紹介するつもりです。小さなアイデアであれば、TVの「伊藤家の食卓」でも紹介されていますので、それよりは少し大きなものを考えてみるつもりです。

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コメント

「裂き織り ブログ」で検索してこちらのブログに辿り着きました★

裂き織りの話しを興味深く拝見しました。

裂き織りは作ってみるとわかるのですが手間がかかるのですが仕上がりは味わいがあり、織り方によれば堅牢に出来ます。
 
またブログ拝見しますね。

投稿: まほろば湯布院 | 2009年10月13日 (火) 16時05分

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