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2006年10月 2日 (月)

81 機能の消費

長野の友人を訪問するついでに鹿島槍ヶ岳・爺ヶ岳に登ってきました。2000mまで紅葉が下がってきており、朝方には気温が氷点下近くまでなる季節です。移動はバイクでしたが、こちらももうそろそろ寒さを感じる様になってきました。

さてこれも繰り返しかもしれません。私たちはモノを買います。しかし実際は、モノが持つ機能(働き)を買っていると言えるでしょう。例えばカバンは、細かいものや貴重なものを入れて安全に運ぶ入れ物という機能を持っています。その機能は、カバンがカバンとしての働きが出来なくなるまで持続します。しかし、現代ではカバンがそこまで(ボロボロになるまで)使われることはありません。少し手垢がついて見苦しくなった、少し流行おくれになったという理由だけで捨てられてしまいます。カバンに限らず、いまやモノがその寿命を全うし、機能が無くなるまで使われる事は殆どないでしょう。

これも環境問題(特に固形ゴミ問題)の大きな原因となっています。汚れたカバンはきれいに洗浄する方法がありますし塗り直す事もできます、縫い目が破れたカバンも簡単に修理が出来るはずです。仮に、穴が開いた場合でもデザインを考えたパッチを当てれば、前よりも素敵になるかも知れません。何より、手を加えたモノには愛着が湧いてきます。

何でも良いので、一度完全に機能が消滅するまで徹底的に使い込んでみてください。一生使えるものも結構多いはずです。襟が擦り切れてしまったカッターシャツでも、襟を外して裏返せば、また同じくらいの期間は着られるはずです。擦り切れた袖口は少し切り詰めれば良いでしょう。サイズが合わなくなった服には、ダイエットして自分の体型を合わせる事にしましょう。健康にもなるし一石二鳥ですね。

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