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2006年10月 7日 (土)

90 対策と原因排除

これもどれかの回と同じ事を別の言葉に置き直したことになるかも知れません。これまで、環境問題が意識されてから考え出されたものは、殆ど全てが「対策」でした。例えばゴミ問題も然りです。廃棄物が大量に捨てられ、目に見える問題となってから焼却施設が拡充されましたし、ダイオキシン汚染が問題になってから、焼却場に排煙処理装置がつけられた訳です。多くの環境関連法の整備も全てが後追い対策に過ぎません。

しかしながら、もはや対策は行き詰りつつあります。これ以上のゴミの大量焼却を続けるなら、間違いなく日本人の体内に蓄積され続けているダイオキシンは危険な濃度に高まり、何らかの健康被害の原因になるでしょうし、焼却灰や不燃ゴミの埋め立て処理場は間違いなく満杯になります。それが、2-3年後か10-20年後であるかは大きな問題ではなく、問題は今のままではそれが確実にやってくるという事実です。

これに対し「原因排除」は、問題となっている原因そのものを減らして行こうという姿勢です。ゴミが環境問題の根源なら、そのゴミの排出を出来るだけ減らしていこうという生活スタイルの追及でなければなりません。ゴミを燃やす事が間違っているなら、徹底的に分別しゴミを資源に変える努力を惜しんではならないでしょう。CO2の排出が問題なら、化石燃料にあまり頼らない社会システムを作る必要もあります。これが原因排除の正しい姿勢です。

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