« 95 できるだけ作らない仕組み | トップページ | 97 地域通貨 »

2006年10月11日 (水)

96 モノの消費者から機能の消費者へ

95で消費者という言葉がやがて古くなると書きました。その意味するところは、「モノの消費者」は今後の社会では減るはずだということなのです。モノを消費すれば必ずゴミが出ます。作る段階でも産業廃棄物が出ます。しかし、「機能を消費する」と考え直せば、製品は最低限の数だけあれば、それを使い回すことで、ある程度の量あれば間に合うという事になります。結局リース業に近いイメージにはなりますが、リース業と異なるのは、コスト最適ではなく環境効率が最大となるような仕組みであるという点です。即ち、機能を提供するための道具(枠組み)をつくり、それを不特定多数で利用する仕組みを作れば、個々の消費者がモノを所有し、それを使い捨てるムダが無くなるでしょう。

20世紀は「モノの消費の世紀」でした。では21世紀はどうすべきでしょう。一言で言えば、「持続可能な社会を再構築する世紀」となりますが、そのためにはモノの消費をやめ、社会の仕組みを「機能の消費」に切り替えて行く必要があります。当然その前に、まず何が「本当に必要な機能」なのかを考えて見なくてはなりません。これから我々が早急にしなければならない事は、この絶対に不可欠なモノのふるい分け作業といえます。持続可能性という尺度で見れば、間違いなく殆どの資源やエネルギーを現状の1/2以下に削減しなくてはならないでしょう。

|

« 95 できるだけ作らない仕組み | トップページ | 97 地域通貨 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 96 モノの消費者から機能の消費者へ:

« 95 できるだけ作らない仕組み | トップページ | 97 地域通貨 »