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2006年11月 5日 (日)

127 自然へのにじり寄り2

投稿者にとって「自然へのにじり寄り」は、今後の人生の重要なテーマでもありますので、以下例をいくつか挙げていくことにします。

まず農業を考えて見ます。農業は、有史以降自然ににじり寄って進められてきました。しかしながら、化学肥料や農薬が作られ、大型の農業機械が用いられる様になって、農業は自然には厳しく当たる「産業」へと脱皮してしまいました。結果、自然の営みとは遠く離れた存在にもなってしまったのです。最早、産業としての農業は農薬と肥料の連続的な投入無しには成り立たないのです。

その反省に立つのが有機・無農薬栽培です。しかしはっきり指摘しておきますが「減農薬」栽培は「まやかし」に過ぎません。例えば、虫や病気に弱いキャベツでは通常の半分、19回以下の農薬散布は「減農薬」と表示してよい事になっています。これはつまり、通常ならば40回以上の農薬散布が行われている事を物語ってもいるのです。有機・無農薬栽培では虫や病気が発生し易くなりますが、植物が本来持っている抵抗力を引き出せば、収穫はそれなりに可能なのです。投稿者の友人の有機・無農薬栽培の例では、確かに成長はかなり遅くなりますが、長野でしかも10月になっても路地でトマトがたわわに実っていました。勿論そのトマトは格別に濃い味がしました。自然の仕組みを知り、それに忠実になる事が農業に限らず、自然へのにじり寄りの基本になるでしょう。別の言葉で言えば、植物に作物を作らせるのでなく、植物に何が欲しいかを問い、それに応える栽培が「自然へのにじり寄り農業」にあたります。

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