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2006年11月 7日 (火)

131 自然へのにじり寄り6

エネルギー利用を考えて見ます。現在液体燃料といえばほぼ100%が石油です。ガソリンにしても軽油にしても灯油や重油にしても全て石油から作られます。しかしこれは、過去に生物が太陽エネルギーを固定した「化石としての原油」から得られる燃料であり、掘りつくせば無くなってしまうものでもあります。

自然から得られる燃料はないのでしょうか。勿論石油のなかった時代、先人はあらゆる手を尽くして自然から燃料を調達してきました。固体燃料としての薪や炭はさておき、液体燃料だけでも、植物油(菜種油、綿実油、オリーブ油などなど)、魚油、鯨油、獣脂などなどが挙げられます。最近また増えてきましたが糖や澱粉からのエタノール製造もあります。自然から得られた燃料は、CO2となってもやがて自然に吸収されて再度燃料として甦ることになります。従って、エネルギー面での自然へのにじり寄りとは、即ち自然が与えてくれる範囲内で、自然エネルギーへの転換を進めることに他なりません。現在俎上されている液体燃料としては、バイオディーゼル油(植物油を触媒とメチルアルコールで処理したものなど)、バイオアルコール(植物から作られたエタノール)、DME(木材などから作られる液体燃料)などがありますが、コストや現在の(石油向けの)インフラを考慮すれば石油系燃料とのブレンドが現実的な選択肢ではあります。

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