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2006年11月12日 (日)

137 寄生の法則(掟)

これは、法則というより掟と言ったほうが適当かもしれません。多くの生物は、他の生物に寄生して暮しています。お互いに助けあう共生関係もありますし、一方だけが利益を得る片共生という関係もまた多く見られます。特に植物と動物、あるいは植物と昆虫の関係には多くの寄生や共生の例が見られます。例えば、蝶やミツバチはと花々、あるいはアリとアカシア、などなどです。

しかし、人間はほぼ全ての生物種に対して一方的な寄生関係にあります。人間がもし、他の生物に益をもたらしているとするなら、それはせいぜい蚊やノミやシラミに対する体液の供給か、或いは人間にしか寄生しない寄生虫や病原菌へのささやかな貢献程度かも知れません。それ以外は一方的な略奪を伴う寄生関係でしかありません。植物や動物に完全に寄りかかっている食糧調達だけを考えてもそれは明らかです。

ここで言う掟とは、「寄生生物は、その宿主を破壊してはならない」というものです。多くの寄生生物は、勿論宿主を完全に殺してしまうことはまれです。何故なら、そうした場合自分自身の生命が危うくなるからです。人間だけが、目先の利益だけ追求しつつ「宿主である環境」を破壊し続けているという訳です。勿論この掟破りが長く許されるはずはありません。

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