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2006年11月15日 (水)

141 環境ビジネス2

環境ビジネスについては6.でも書きましたが、少し書き加えます。持続可能なビジネスは全て環境ビジネスであることは間違いないのですが、更にいくつかの条件を備えている事が必須です。

その一つは、やはり自然との折り合いでしょう。人間の歴史程度のタイムレンジで持続可能であったとしても、自然を限りなく傷つけるビジネスならばやはり環境ビジネスからは除外すべきでしょう。つまりは時間軸の長さの問題です。少なくとも世代をまたがる程度の長い時間レンジでチェックして、自然との折り合いが確認できるなら、それは環境ビジネスと位置づけても良いという結論になりそうです。

もう一つ条件をつけるならば、できればこれまで破壊してきた自然環境を、そのビジネスを続ける事によって改善したり再生したりできれば、更に理想的な環境ビジネスになり得ます。何しろ、そのビジネスが繁盛すればするほど自然の多様性や持続性が増す訳ですが、実現はそんなに容易ではありません。何しろ自然の仕組みは微妙で複雑ですから下手な浅知恵は逆の結果を招きます。既に自然が長い時間かけて淘汰した結果残った現象を利用した法が確実なものになるでしょう。具体的には、とりあえず原料として自然が作り出したもの(木材や植物など)を選び、道具やエネルギーも人力に頼るものや自然から得られたものを使っておけば一応安心できます。そのチェックは比較的簡単です。例えば江戸期を通じて行われていたビジネスであれば、それが持続可能であったか否かは、既に証明されているからです。必要なのは、歴史と風俗の少しの研究です。

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