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2006年11月18日 (土)

144 風力発「熱」

風力発電が注目されていますが、投稿者の視点は風力の熱(やはり低温熱源としての)利用です。風は「息をします」ので、系統に接続しながらの安定的な電力を得る目的のためには元々不向きな方法です。結果として、風車の設置場所の適地としては、海岸やなだらかな丘陵地帯や「風の通り道」と呼ばれ、風力が大きく風況が安定している特殊な地域に限定されていた訳です。しかし、風力の熱利用であれば、熱はある程度は貯めて置けるので、その適地は飛躍的に拡大するはずです。しかも、風の弱い日には大抵の場合太陽が顔を出しているので、風力と太陽光が互いに補完するシステムとすれば理想的なものになるはずです。

動力を熱に変えるにはいくつかの方法がありますが、水中で摩擦板をこすり合わせる方法か、水や油を高圧で噴出させてさせるなどの方法で強いせん断力を加えるなどの方法が有効と見ています。この際の変換効率は力→熱なのでほぼ100%です。得られた熱は、給湯のほか床下に導いて床暖房に使うか、壁面に細管を埋め込んで壁面暖房として使う用途が考えられます。高齢化が著しい雪国の田舎では、熱媒体として不凍液か油を使い、昇温させて融雪を行う用途が有望です。この場合、風車は動力源として多雪地帯ではあまり有効ではないので、小型の水車を使う必要があるかもしれません。

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