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2006年11月25日 (土)

154 建設という名の自然破壊2

環境問題は3大ゴミ問題だと書きましたが、勿論局所的とはいえ大規模建設や戦争による物理的な環境破壊が問題ではないというつもりはありません。人口爆発問題と同様、こちらはこちらで大問題です。特に、建設に伴う環境の徹底的な破壊は、何もダム問題に限ったことではなく、都市の拡大に伴う里山や都市近郊自然の徹底的な破壊、道路建設に伴う「環境の島状の分断」、海岸の埋め立てや護岸工事などによる海浜環境の破壊、ダム建設による砂浜の消失など枚挙に暇がありません。

どこかの回でも書いたかもしれませんが、これに歯止めを掛けるのは「環境復旧事業」以外にはありません。つまり、一度建設のために破壊された環境を、建設されたインフラの寿命到達や役割の終了に伴って、可能な限り元の自然に復旧する事業のことです。狭い日本には、最早開発すべき余地は殆ど残っていません。「環境復旧事業」によって、構造的な不況業種と呼ばれている建設業界には新たな雇用が生まれるはずですし、結果として良好な自然環境が戻ってくる訳で、誰もが賛成できる事業でもあります。問題は、誰がコストを負担するかですが、やはり開発で恩恵を受けてきた団塊世代以上が主体となって、広く薄く負担するしか解はなさそうです。

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