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2006年11月28日 (火)

157 新3Rの提案

環境問題、取り分け廃棄物の減容の方策は3Rと呼ばれます。言わずと知れたリデュース、リユーズ、リサイクルの略ですが、ここでは持続可能型社会構築に向けた新しい3Rを提案しましょう。持続可能型社会構築のための新しいキーワードとして次の3Rを挙げてみました。それは、Repair(修理)、Restructure(再構築)、Reallocate(再配分)です。

最初のRepairは言わずもがなで、壊れたら捨てるのではなくまず直して再使用する工夫をする努力です。修理屋としての経験から言えば、形のあるもので直らないものは殆ど無いと断言できます。割れたり磨耗したりしてしまった金属部品でも、それを再度修復する手立ては複数存在します。現代社会に足りないのは「工夫力」だけです。

次のRestructureとは、社会システムや個人のライフスタイルの再構築の事です。持続可能ではないシステムや暮し方は、見直しのタイミングでより持続可能性な方向へ修正していく必要があります。しかし社会システムや個人のライフスタイルの修正には、実は長い時間が掛かります。例えばバブル期を経験し或いはその時期に成長した世代の価値観を変えるのは至難の技とも思われます。むしろ今の子供にしっかり環境問題を考えさせ、その世代が成長した次の時代に期待を託す方が近道で現実的かも知れません。投稿者が環境教育者を目指してきた所以でもあります。

最後のReallocateは、地域間・世代間の公平性の問題の解決策です。ただし、単純に食糧余剰のある地域から食糧が不足している地域に穀物を移動するのは、実は「持続可能な解決策」ではありません。そうではなくて、食糧の不足している地域に、資源や農業技術を移転しながら、食糧増産能力を獲得させる努力こそが重要だといえます。同様に、国内には過疎の中山間地と人口が密集し過ぎている都市部のアンバランスが存在します。人口のReallocateによるその解消も急務だといえます。

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