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2006年12月20日 (水)

187 輻射型冷暖房2

輻射型冷房の続きです。夏の冷房時は、壁の温度は15-6℃にはする必要がありますが、これは実は井戸水の温度程度です。一方今のエアコンの噴出し口の空気温度は、6-7℃程度まで冷やされているのです。温冷風と輻射のどちらのエネルギー効率が高いかは明らかですね。それと夏場だけモンスーン気候に支配される日本の気候の過ごしにくさの原因は、大部分は高い湿度にあります。少しの温度低下とかなりの湿度低下が理想的な日本の冷房方法です。

輻射型冷暖房に必要な要素は、太陽熱温水器でも容易に得られる30℃程度の暖房用温水源または15-6℃程度の冷房用の冷水源に、細かいチューブを仕込んだ壁、水を循環させる小さなポンプだけです。全くのローテク製品ですが、不思議な事に日本ではこの種の冷暖房システムを手がけている企業は殆ど見られず、かなり魅力的な市場に感じられます。もし投稿者が起業家であれば放っては置かない分野です。

投稿者が知る限りでは、ヨーロッパでは銅管とアルミ板を組み合わせた放熱壁が量産されていて、普及段階に入っている様です。日本でもT社だけが手がけていますが、残念ながらコストが壁になって採用実績はまだ10本の指で数えられる程度にとどまっています。

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