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2006年12月22日 (金)

189 太陽光発電

家庭用の太陽光発電について考えてみましょう。少し前の予測では、太陽電池のコストはドンドン下がり、やがて一般家庭でも手が届く価格になり、普及が一気に加速するなどという楽観的な予測が立てられていました。しかし、現時点で冷静にながめて見るとこれは既に夢物語になりつつあるような気がします。問題は、「シリコンの価格」です。シリコンは地球上にはありふれた原料ですが、しかし純度の高いシリコン結晶は、実は電力の塊です。従って原料の供給元は、電力料金の安い北欧や北米などに限定されています。一方で、IT産業の展開に伴って、シリコンの需要の右肩上がりが止まりません。結果起こっているのがシリコン原材料の高騰です。太陽電池は面積で稼ぎますので、パソコンのCPUなどとは異なり、シリコン価格は電池価格に直結するコスト要素になっています。直近の電池価格は、多分約60万円/kw強だと思いますが、これが例えば30万円に下がるのは、今や夢物語になりつつあるわけです。

投稿者も数年前から太陽光発電を検討しています。何度か見積も取りましたが、最終的なフンギリがつきません。そこで作戦を少し変えて、まずは小規模(例えば1kw程度)で初めて見ようと考えています。つまり、架台やシステム(パワーコンディショナーなど)は一式必要ですので、無理をしない程度で始めてみるわけです。データを取りながら節電をすすめ、2kw程度のシステムで買電額ゼロにしたいものだとも思っています。

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コメント

 家庭の電源代替の太陽光発電については昨年、当方のBlogで見解を述べています。http://jjs.at.webry.info/  住宅寿命が30年以上残っていて、機器がその間に寿命が来るとか大規模な修理がないなら、意味があると思います。しかし、機器寿命は長くて20年でしょう。修理を必要とするとき、メーカーが対応できるかどうかも分りません。あれこれで、こちらの見解はこのシステムは永久にPAYしないし、LCA的に見ても意味がないというものです。ただし、使い方では生きてくる用途が間違いなくあります。

投稿: NK | 2007年1月 4日 (木) 20時36分

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