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2006年12月24日 (日)

191 自転車社会のススメ

メタボリックシンドロームが毎日のようにマスコミを賑わしています。問題は大きくは2つ、つまりカロリーの取り過ぎと、運動不足であることは明らかです。先ず、何故カロリーをとり過ぎるかについて言えば、投稿者の見方は「食物中毒」ではないか、というものです。人間は「快」を与えてくれるものに対しては中毒になりやすい性質を持っています。例えば、酒、タバコ、麻薬、スピード、TVゲーム、ギャンブルなどなど。今や街では5分も歩けばコンビニに行き当たり、そこで簡単に手に入る食物は十分中毒の原因物質になり得ます。また運動不足に関して言えば、元凶は車社会であると断言できます。ドアからドアへ、天候に左右されず、疲れないで移動したいという過剰な欲求が車社会を拡大しました。日本においても車社会を実現するため、既に何百兆円もの「道路目的税」が道路建設のためだけに費やされてきました。その結果、集落横の美田がつぶされてバイパスになり、めったに車の通らない山間部の道路まで2車線の舗装道路になっていたりするわけです。

ここらで、この税金の一部を「環境目的税」及び「健康目的税」などに振り替えるべき時期にさしかかっているはずです。その前に、庶民は自らの贅肉(精神的にも肉体的にも)をそぎ落とす必要があります。先ずは使われずに倉庫で寝ている自転車に再登場してもらいましょう。会社まで10km以内でならゆっくり走っても30分もあれば到着してしまいますので十分自転車通勤圏内です。同じく、天気の良い日には自転車で散歩や買い物も楽しいでしょう。その結果メタボリックシンドロームも影を潜め、健康な社会にもつながります。またもし自分が事業主なら、自転車通勤者には多額の手当てを支給し、車通勤者からは駐車料を取るでしょうね。

いま思い起こせば、とにかく昔の人はよく歩きました。山の田畑に出かけるのに1時間、学校へ通うのにも1時間、町に買い物に出かけるのに2時間といった具合です。何しろ万病に効き、脂肪細胞で作られる「アディポ・・・・」とやらは、よく運動して初めて増えるもののようですから。

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