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2007年6月30日 (土)

359 温暖化再考2

358の続きです。つまり、温暖化効果ガスは、我々全ての生物にとっては、まさに必要で不可欠なものではありますし、生物進化の歴史は、今の平均気温がほぼ理想的な範囲である事を語っています。しかし、その15℃に保たれていた気温がジリジリ上昇を始めています。過去100年に限ってみても、0.5℃は上昇したと言われています。では原因は、何かですが一義的には1)太陽光が強まっているか、2)あるいは温暖化効果ガスの濃度が上昇したか、3)あるいはその両方の相乗効果が疑われます。しかし、1)は何か納得できません。太陽のエネルギーは、数分で地球に到達しますから、太陽の活動が、たとえば100年かけてジワジワ強くなってきたという考え方を飲み込むにはどうしても抵抗があります。100%ではないにしても、産業革命以降の人間の活動が温暖化を加速していることは、まず間違い無いでしょう。

温暖化効果ガスとしては、しかし最も効果が大きいのは、実は雲を含めた水蒸気です。雲はその上部では太陽光を反射しますので、プラスマイナスがありますが、目に見えない水蒸気は赤外線を吸収し強力な温暖化を引き起こします。しかも、温暖化により水の蒸発は活発になりますので、温暖化は加速する事になります。大気中の水蒸気が多いという事は、結果としては急速に雲が発達し易い結果を招き、雨が降れば土砂降りになり易いため、水害も多発することにつながります。いずれにしても、温暖化はロクな結果を招かないようです。

繰り返しますが、温暖化の原因が何であるかの議論をしている時期ではありません。この事態に、既に人類として以下に知恵を集結するかをこそ議論する時に至っています。温暖化はしかし、ゆっくりしたスピードでしか進みませんから、その知恵を絞った結果は、将来世代でしか確認できません。浅知恵はかえって温暖化を悪化させますから、自然の営みをしっかり観察し、間違いの無い手を、それも一つではなく、可能な限りの多くの手を打つ必要があるでしょう。それらの対策は、間違いなく科学的・工業的な手法ではなく、林業や農業や毎日の生活での知恵を寄せ集めたものになるはずです。

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