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2007年9月 3日 (月)

416 ゴミ減らしの方法

環境問題はすべてゴミ問題に還元できる、というのがこのブログの主要なメッセージのひとつです。温暖化の問題は、「気体ゴミ」として、車の排気管や発電所の煙突から排出される二酸化炭素をはじめとする温暖化効果ガス(GHG)によって引き起こされる部分が非常に大きいのです。では、この気体ゴミであるGHGをはじめとするゴミを減らすにはどのような価値観に立ち、どのような行動をとれば良いのでしょうか。結論から言えば、何かを諦める覚悟が必要なだけである、ということになります。単純に、何かを少し減らすという行動だけでは、焼け石に数滴の水をかけるだけに終わります。今の社会活動レベルを基準にした省エネルギーではなく、将来どうあるべきかを議論した上で、必要なレベルに落とし込むように資源やエネルギーの消費目標を定め、その目標に近づけるために「何を諦めるべきか」を決める必要があるといえます。

適当な言葉が見つかりませんが、省エネ・省資源ではなく「止めエネ」と「止め資源」でも言えるでしょうか。車の使用を控えるのでなく、車が無くても機能する社会を考えて見る必要があります。単に夏場エアコンの設定温度を高め、冬場に下げるのでなく、エアコン無しに済ます知恵を掘り起こすべきでしょう。昔の日本の家屋は、夏を涼しくするための工夫にあふれていたはずです。また、江戸の市中には「ゴミ」は落ちていませんでした。何故なら和紙であれば、紙くずでさえ再度漉きなおせば立派な紙に戻ったでしょうし、カマドから出た灰でさえ高値で取引されていたほどでしたから、今の時代でこそ「ゴミ」と呼ばれている殆どのものが、資源としてリサイクルされていたからでした。つまりゴミ減らしの方法は非常に簡単で、余分なものは最初から買わない・使わない、やむを得ず消費するものでも、原料を吟味して自然に還せる原料を用いるか、完全にリサイクルできる素材を選べば良いわけです。もちろん、まずは諦めるものを選び出し、自分の身の回りから遠ざける努力する必要があります。投稿者は、環境おじさんを目指した時、まず車を諦めバイクに乗り換えました。テレビを諦め、30年前に使っていたトランジスタに再登場願いました。昼食もファストフード店やコンビニの利用を控え、連れ合いにブツブツ言われながらも毎日弁当を作って貰ってもいます。

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» 廃プラ処理施設の安全性  [鵜沼の日記]
ごみ問題で市と住民、主張平行線。 何より、快適な生活を送れるようにしてほしいと思います。 [続きを読む]

受信: 2007年9月 6日 (木) 13時02分

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