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2007年9月17日 (月)

427 航空路線廃止

国内の航空路線で赤字路線と呼ばれていたものがかなりまとめて廃止されようとしています。経営が苦しいJ社だけでなくA社も同様の動きです。航空機(製造)産業に長く関わっていた投稿者としては、この業界も相当の右肩下がりになったか、との感慨をもってこの状況を眺めています。勿論、正常なセンスを持っていれば、海を越えて行かなければならない海外や離島はいざ知らず、トンネルや橋で結ばれ、新幹線網が延び続けている日本列島において、「それでなくても危ない」航空機路線が維持できるはずが無い事は、少し考えれば納得できるでしょう。最近の航空機事故(部品が外れたスラットのメカが燃料タンクを突き破る、前脚が降りない、或いは主脚がへし折れる、エンジンの部品が飛んでしまう等など)が、全く例外的な突発事故ではなく、良く調べてみたら同様の不具合が他の機体でも見つかるに至って、投稿者には、これらの事故は車産業で言われる「リコール」に当たるほどの大問題だと思われます。車の欠陥は、最悪の場合でも数台の車が比較的短期間に連続する事故を起こして発覚しますが、車の欠陥の場合事故で死者が出るケースは結構少ないのです。精々エンジンルームから煙が出るか、車が止まってしまう程度のトラブルで済みます。しかし航空機の場合下手をすれば一回の墜落事故や炎上事故で100人を超えるような多数の犠牲者が発生します。

さて、事故が続かないとしても、航空燃料がドンドン値上がりする一方の現在、航空会社間の過当競争や新幹線との競争があって、しかし運賃の値上げもままならない航空会社がついに音を上げ、路線廃止に至ったのは必然でもあった訳です。投稿者は、これはこれで好ましい社会のリアクションの一つだと歓迎しています。右肩下がりの航空業界で失業したパイロット諸兄は、ずっと安全で操縦も容易な電車の運転手にでも転進することになるでしょう。ひとりの運転手で運べる乗客の数も、旅客機の何倍にもなる訳ですから多分やり甲斐も感じることでしょう。もしパイロットが電車の運転手に転進したら給料も半分以下になるだろうし惨めだ、と感ずる人は、実は職業の差別をしているココロの狭い人に相違ありません。まっとうな職業に貴賎はありません。

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