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2007年9月23日 (日)

433 プレイヤー交代2

石油を始めものの値上がりが止まりません。石油資源は既にほぼ半分の量を使い尽くしてしまった事も背景にはありますが、値上がりの大きな部分は「金融」の仕業だといえるでしょう。つまりは、有り余っているマネーが、次の目標を石油或いは間接的に注目されている燃料アルコール用穀物に「ロックオン」した結果だと思われるのです。石油も穀物も間違いなく値上がりを続けるでしょう。その値上がりのスパイラルの中で、多分「彼ら」は、アメリカの低所得者向けの住宅ローン(SPL)で儲けた様に、濡れ手に泡の利益を手にするはすです。つまり金融にとっては、値上がりする(させ得る)ものであれば、対象は何でも良いわけです。

この文章を書きながら今突然思いついた事は、実は経済もある意味では環境そのものではないかという点です。つまり、気象環境や自然環境など同様に、「経済環境」として、私たちは気がつかない内に、お金や為替や債権や先物取引などの経済の仕組みに完全に取り囲まれてしまったのではないか、と考えてみたのです。そう考えると、この経済環境も地球環境と同様に、日々悪化を続けているとしか思えなくなります。大気や水質が悪化すれば、私たちは息苦しくなり、健康も損なわれますが、同じように経済の質の悪化によって、本来持続可能であるべき私たちの社会や生活が脅かされている、と結論してみてもおかしくはなさそうです。経済環境悪化の結果生じた「廃棄物」或いは「汚染物質」として、経済環境から弾き出された「経済の吹き溜まり」が存在するのでしょう。

ここではタイトルを「プレイヤー交代」としてみたものの、空気と同じ程度に私たちの周囲を取り囲んでいる経済環境を、別の何かと代替する事は今では殆ど不可能にも思えます。つまりは、それは無人島か山奥での完全な自給自足生活を意味するからです。そこまで行かなくても、しかし投稿者はその方向に一歩でも近づくための社会的努力は是非必要だとは思っています。投稿者はこれを「経済外経済」と呼んで、一つの地域経済のあるべき姿として、放送大学の論文にも書いてもみました。

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