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2007年10月19日 (金)

459 スイッチオフ

更に節約を考えるなら、先ずは手近にあるスイッチを切ってみましょう。スイッチは、電化製品を入り切りするもので、便利さのシンボルであると同時に、人間をズボラにした元凶でもあります。自分で電気を起こす代わりに、発電所で作られ延々数百キロの送電線で送られてきたエネルギーの流れである電力のパワーを、たった一つのスイッチを押すというアクションだけで、手に入れる事ができます。結果、洗濯機が回り、掃除機がゴミを吸い込み、エアコンが部屋を冷やし、煌々と電灯が点ります。

とりあえず夜になったら、部屋の電気を消してみましょう。テレビのスイッチを切ってみましょう。代わりに小さなロウソクを灯し、ラジオのスイッチを入れてみましょう。何が起こるかと言えば、照度の低い場所でものを見る目力が鍛えられます。日頃はあまり使っていない聴力が磨かれます。何よりエネルギーが殆ど不要ですし多分家族の絆も強まります。次の日は、洗濯機が壊れたと仮定して、一度たらいで洗濯をしてみましょう。洗濯機のありがたみが実感できます。

長い信号待ちや、踏み切り待ちでは是非車のエンジンスイッチを切ってみましょう。静けさの意味が少し分かります。勿論、それよりは車を車庫に置いたまま、ぶらりと自転車か徒歩で出かけてみるのがベターです。車というシェルターに守られていないと、花の香りや風の音や秋の冷気や草木の冬への準備の様子などの心地よい刺激が五感を伝わってきます。できれば、少し山に入ってアケビやグミなどの秋の味覚も味わえれば最高です。スイッチを切ることは、人間が作った人工物から一時的に離れることを意味し、それによって環境(自然)に一歩近づく事が始まるのだと思っています。

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