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2008年1月 3日 (木)

535 魔法のランプ

年末に倉庫を整理していて「すごい暖房器具」を発見しました。それは若い頃乗っていたヨットで使っていた古い「ハリケーンランプ」です。捨てようと思っていましたが、灯油が少し入っていたので、ゴミとしては捨てるに捨てられずにいたものです。ハリケーンランプというのは、嵐の中でも火が消えないというほどの意味の灯油ランプの事です。前にも書きましたが、投稿者の事務所には暖房器具が一切ありません。耐寒訓練だと空意地を張りながら、寒さに耐えていましたが、いかんせん手がかじかんでキーボードが打てません。時々、お茶やコーヒーを入れたカップで手を温めますが、それも面倒です。そこでこのランプを「暖房器具」として使うことを思いつきました。ランプには、500ml程度の油が入りますが、とろ火で日中だけの使用だと4-5日は十分持ちます。環境おじさんとして少し抵抗はありますが、1日に100mlほどの化石燃料を燃やしてしまう計算にはなります。勿論、部屋の温度を上げるほどの熱量はありませんが、近くに置いて手を温めるには十分ですし、なにより「目も温かい」です。

もうひとつ冬場に困るのは、パソコンで使っているマウスが冷たくて、指の熱が奪われることです。指先だけが冷たくなってこれも辛いものです。そこで、仏壇などでロウソク代わりに使われている、5wの豆電球を木箱に入れた「マウス加温器」を作りました。この箱の上にマウスを置いて、冷たくない程度に暖めます。室内でも内側に反射膜を使った防寒着を着て、足には室内用ブーツを履き、手を温める対策をした結果、この冬も暖房器具なしでも快適に過ごせそうです。

どうやら人間は、本当に困ると様々なアイデアが湧いてくるもののようです。省エネルギー・省資源などと掛け声は日々高くなりますが、人々の意識が高まるのは、実際にガソリン価格が200円を超え、灯油18㍑が2千円を大きく超え、その結果諸物価も高くなって可処分所得がガタンと目減りして、お尻に火がつき始めた時なのかも知れません。既に、今まだ余裕のある内にかなりの手を打ち始めているヨーロッパとは異なり、日本という国は「カチカチ山の教訓」が全く生かされていないしみじみ情けない国のようではあります。

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