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2008年1月11日 (金)

543 日力

七曜パワーの真打は、言わずと知れた日力です。お日様(全ての生き物のエネルギー源である太陽には、絶対に様付けで呼ぶ必要があります)あるいはお天道様とも呼ばれますが、太陽(様)の存在は文句無しに絶対です。その証拠といえば、例えば大昔に直径1キロにも満たない小惑星が地球に衝突するか、或いは大きな火山が大爆発を起こして、長い時間(例えば数年間)チリ(エアロゾル)が上空を覆うだけで、地表の平均気温が数度下がり、生物の絶滅が繰り返されて来たことは、地層に残された多くの証拠で証明されています。たった数度の気温低下(変化)ですが、それが短期間の内に起こる現象である限り、多くの生命体にとっては致命的な変化になるわけです。

さて太陽エネルギーは、ほぼ全てのエネルギーの根源でもあります。石炭も石油の太陽エネルギーが形を変えたものですし、水力も風力も、太陽光が地表に降り注ぎ、それが雨や風を起こした結果に過ぎないわけです。従って、地球が元々持っている地熱や月や太陽により引力変化を利用した潮汐エネルギーなど、ごく限られたエネルギーを除けば、ほぼ全てが日力であるとも言えるでしょう。これを徹底的に利用する技術を磨けば、エネルギー資源が無いと嘆いている日本のような国や、石油資源に恵まれない南の途上国でさえも、日力エネルギー大国になれる可能性を秘めているはずなのです。

足りないのは、平米当たり1kwにも満たない、薄いエネルギーである太陽光を、如何にかき集めるかの「智恵出し」であり、それを利用する人自身が体を動かす少しの手間だけなのです。その意味で、例えば日本でも全ての家の屋根に、太陽熱温水器の設置を義務付けるだけで、莫大な量の化石エネルギーが節約でき、京都議定書でのたった6%の削減という「ささやかな約束」など簡単に守れるはずです。また例えば、駅近くの駐車スペースなどは全て屋根つきにして、屋根の上には太陽光発電パネルを設置します。その電力で通勤用の小型電気自動車(ではなくて電気バイクで十分です)を充電すれば、ガソリンの消費量もグンと減らせる事でしょう。

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