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2008年5月 7日 (水)

659 ゴミ問題の多面性

目にも見える環境問題の例として、家庭から出る一般廃棄物や生ゴミが挙げられます。毎日の生活からは、週2回のゴミ出しの日には少ない家でも大型のポリ袋で1-2杯のゴミが集積場に持ち込まれます。毎日の事なので、あまり意識はされていないとは思いますが、このゴミの量は確実に増加し続けてきました。理由はいくつかありますが、取り分け食品や製品の過剰包装とDMなどの無駄な印刷物の増加が拍車を掛けている事は間違いありません。

しかし問題を一面から見るだけでは片手落ちになります。以前にも書いた様にゴミの種類は多様だからです。目には見えないゴミとしては、工場や火力発電所の煙突や車の排気管から出る、化石燃料を燃やして出る二酸化炭素を主としたガス、また液体ですが目には見えにくい汚水や下水に含まれる汚濁物質、さらに言えば不要な雑音や廃熱もまた、目に見えないゴミだと言えるでしょう。この「多様で、多面的な問題」であるゴミを、単なるレジ袋の削減や、資源ゴミのリサイクル率の向上程度で解決できると考えるのは、あまりにもノウテンキ過ぎる話です。多様で多面的な問題には、多様で多面的な対策が必要となるはずです。

具体的に言えば、先ずはゴミ袋をポイと捨てる前に、中に何が入っているか良く観察すべきでしょう。生ゴミであれば、それは野菜くずなのか、食べ残しなのか、また包装ゴミであれば、空箱なのかラップなのか、ビニール袋なのか、セロファンなのかが重要です。燃えないゴミであれば、それは空き缶なのか、空き瓶なのか、乾電池なのか、壊れた電化製品なのかを調べてみる必要があります。その上で、何故それらはゴミとしてゴミ袋に入れられる事態になったのか、じっくり考えてみる必要もあります。その結果、どうすればゴミが減らせるのか、いくつかの対策も見えてくるはずです。続きます。

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