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2008年7月13日 (日)

726 儲け話

投資と儲け話は似て非なるものですが、この時代、それがごっちゃにされている様な気がします。本来の真っ当な投資とは、ある事業の立ち上げに資金を出し、然るべきビジネスの運用結果生まれた利益を分配する仕組みでした。従って、投資後に配当を得るまでの時間は相当な年月を要したものでした。従って、お金に余裕のある人(投資家や資産家)だけが、この意味での投資を行う事が出来ました。しかし、いまやこの種の投資でさえ、株を細かく割って切り売りする仕組みが出来上がっていて、しかも株価の変動を細かくチェックし、短期間(時間単位)で売り買いするデイトレードが普通のものになりました。

一方、なにやら怪しい詐欺まがいの投資話も世の中に溢れています。貧乏志願の環境坊主にそんな電話をかけるのも間抜けですが、どこから電話番号を入手したのか、投稿者の事務所にも時々その手の電話勧誘が入ります。その時いつも使う殺し文句は、「そんなに儲かる話なら、是非秘密にしておいて自分だけで儲けたらどうですか?」です。電話で儲け話への「投資」を勧誘するくらい怪しいものは他には無いでしょう。それにまんまと乗って、虎の子の財産を差し出す人が引きも切らない事をどう考えたら良いのでしょう。温暖化が座していても止まらないのと同様、黙って座っていてもお金が儲かる筈は無いのです。もし、それが可能なら、間違いなくその儲けの裏では、大損をして泣いている人々が存在しています。

また通常の「真っ当な」投資では、何も問題がない訳ではありません。投資家には、自分では働かないのに配当があるということは、配当をした企業は事業を拡大するために、しっかり環境負荷を上げていたはずなのです。他人の損の裏であざとく儲けるのか、或いは環境の犠牲の裏で、一応真っ当に儲けるのか、投稿者には五十歩百歩に見えます。それにしても、お金があれば、モノも老後の安心も何でも買えるという「拝金主義」が社会的価値観の背景にあり、その中で楽をして儲けようと考える人が居る限り、詐欺師の種も尽きないものなのでしょう。

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