« 726 儲け話 | トップページ | 728 快刀乱麻 »

2008年7月14日 (月)

727 コンビニ考

現代の利便の代表としての「コンビニ」については、このブログでも直接・間接に何度が触れてきました。ここで、少しまとめてみます。コンビニ数は、全国チェーンと地方チェーン含めて4万店舗を少し越える程度まで増えてきましたが、流石にここに来て過当競争で消える店舗もあり、頭打ちの傾向の様です。コンビニの店舗運営には、普通の家庭の消費エネルギーに比べ、30-50倍のエネルギーが必要です。特に、客数の少ない深夜の時間帯の非効率にはなはだしいものがあります。

さりとて、例えば12時から6時まで閉店するとしても、精々蛍光灯と店内の冷暖房エネルギーがささやかに削減できる程度です。商品の冷蔵・温蔵のために使われるエネルギーは、24時間営業と比べ実は何も変わりません。逆に、休止時間が増えることにより、賞味期限切れで廃棄される割合が増える、という別の非効率を生み出しかねません。

コンビニが殆ど無かった時代、では私たちはどうやって日々の暮らしを送っていたのでしょうか。昼食に関しては、弁当を持参するか、食堂に飛び込むしか手段はありませんでした。夕食に関しては、自宅で食べるかやはり食堂か飲み屋で済ますしかなかったはずです。日用品は雑貨屋か八百屋が少し大型化したスーパーで買っていたような気がします。コンビニ利用者の多くは、実は食べ物を手に入れるために店に入るようです。特に、オフィスでの昼食や1人前の夕食を手に入れるには、コンビニこそ理想的な場所だといえそうです。ついでに、買い忘れた少量の日用品も買うことができるのですから、コンビニの利用率は、今後の高齢化社会では上がりこそすれ、下がる様子は見られません。逆に、コンビニ店舗側から見れば、高齢化食?の品揃えを増やし、独身の若者と独居老人所帯へ焦点を絞り込む戦略すら推し進めることでしょう。

この題を締めくくるなら、周囲数百所帯+通りがかりの数十人に食を中心としたサービス提供するために、もしコンビニ店が不可欠なものだと仮定するなら、むしろそれを地域の冷蔵庫として完全に組み込んでしまうべきでしょう。その代わり、家には冷蔵庫を置かないようにします。精々数本の飲み物を冷やす冷蔵ボックスだけで済ます訳です。その代わり、停電や交通トラブルでコンビニの食糧が品切れになる「不便」については、カップラーメンをすすって乗り切る覚悟が必要でしょう。それにしても、これほどのコンビニの歴史を積み重ねながら、エネルギー消費を大幅に(現状の半分程度に)下げる「超省エネコンビニ」が未だに出現しないのはどうした訳でしょう。

|

« 726 儲け話 | トップページ | 728 快刀乱麻 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/185422/41830706

この記事へのトラックバック一覧です: 727 コンビニ考:

« 726 儲け話 | トップページ | 728 快刀乱麻 »