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2009年1月 2日 (金)

898 信号と雑音

情報には、信号(シグナル)と雑音(ノイズ)があります。有用な情報を信号と呼び、切り捨てるべき情報を雑音と呼ぶ場合が多いようです。さて情報化時代と言われて久しくなりますが、いまや色々なメディアに溢れ返る情報の99.9%がノイズであると言っても言い過ぎではないでしょう。一般には、要らないものを「ゴミ」と呼んでいます。ゴミには投稿者の定義では「固形ゴミ=いわゆる目に見えるゴミ」、「気体ゴミ=CO2など」、「液体ゴミ=水ゴミ=下水・廃水」、「熱ゴミ」、「音ゴミ=騒音」などがありますが、ここではノイズ情報を「情報ゴミ」と名づけて新たにゴミの分類に追加しておきましょう。

投稿者の場合、なるべく情報を選択して取り入れるようにしてしますが、仕方なく欲しくない情報に接してしまった場合には、直ちにその情報にキーワードを割り振ります。そのキーワードが、「環境」や「持続可能性」に関するものであれば、一応信号として取り入れ、そうでないものは情報ゴミとしてシャットアウトします。その結果、投稿者の頭の中には、信号情報のインデックスのようなものが出来上がります。そのインデックスが実は雑音情報を通さないフィルターの役目も果たしている訳です。

ところで、どんな偉い経済学者が、綿密な理論で武装して論破しようと、有限である地球の資源を使っての、「持続可能な経済成長」は不可能だと言えます。ですから、今以上の物質的な豊かさや、快適さの向上を唱えるいかなる説得も、投稿者には雑音情報としか響きません。しかし、資源やエネルギーを大幅に減らし、逆に精神的な豊かさを追求せよとの囁きは、その声が小さくても敏感に反応するでしょう。結局、環境保全に関する信号情報とは、ヒトを含む地球上の生きとし生けるものが、可能な限り長く存続できる方法に関するものを指すのであり、そうでない環境悪化につながる雑音は、切り捨てことができる情報フィルターを多くの人が備える必要があると思うのです。

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