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2009年1月 5日 (月)

901 チューブ物流システム

これは大分前の初夢だったような気がします。運ばないポスト車社会でも最低限の物流は必要でしょう。と言うわけで、ここでは夢に出てきた究極の省エネ物流システムを提案しましょう。それを、「チューブ物流システム」と名づけてみました。それは、単なる直径1メールか2メートル程度の金属製のチューブです。貨物を詰めた円筒形のコンテナは、このチューブの中のレール上に、極限まで摩擦を小さくした車輪を持つ台車に載せられて運ばれます。このチューブには適当な勾配が作られているので、殆どの区間はニュートンさんの力(重力)で、「ころげ落ちて」いきます。全くの平地や逆に高度を稼がなければならない場所では、リニアモーターを使って少し加速したり、高い場所まで引き上げたりします。トンネルの様な大規模な土木工事を避けるため、チューブは山の等高線に沿うような形で設置されます。どうせ、重力でころげ落ちていくので、コンテナが走った距離の長さは無視できるでしょう。

このシステムには、危ない「寝不足の運転手」は不要です。行き先のマーカーが付いているコンテナは、分岐点では自動的に目的地の支線に振り分けられます。目的地では、チューブの片側が開いて、円筒状のコンテナがゴロリと回収される事になります。行きと戻りの2本のチューブが必要ですが、都市に届いた田舎からのコンテナには、帰りには都市の工場でできた製品を入れますので、ムダな空コンテナの往来は最小限で済むでしょう。チューブは、密閉されているので、内部のレールやシステムやコンテナは、風雨や雪や腐食からは守られるので、メンテナンスは最小限で済むはずです。リニアモーターの電力は、チューブの上に貼り付けた太陽電池や、所々に設置する中型の風車で十分賄えるレベルです。このコンテナに入らないサイズの製品は、仕方がないので、乗用車しか走らないのでガラガラになった道路を使って細々とトラック輸送すればよいでしょう。目的地では、円筒コンテナは、小型の専用トラックに積替えられて、顧客まで運ばれます。円筒型なので、クレーンなど使わなくても、簡単に転がしながら移動できるでしょう。

問題は、このシステムを全国に広げる費用ですが、大都市間の移動時間をホンの1-2時間ばかり節約するだけの、バカバカしいリニア新幹線の計画を止め、その膨大な額の建設費を振り向ければ、かなりお釣がくるはずです。

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