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2009年1月 6日 (火)

902 青写真

全治3年の不景気と言おうが、100年に一度の経済危機と叫ぼうが、それは「大変だ、オオカミだ」と叫ぶオオカミ少年に近いものがあります。正月を前に雇用を切られた派遣社員や、内定を取り消された学生や、資金繰りが苦しい企業への緊急融資などの「対症療法」ばかりをバタバタやっても先は見えてきません。とりあえずは、目の前の火事を消すためにはワークシェアやビジネスの分け合いにより、飢え死にを防ぐ必要はあるでしょう。しかし、その先を見越すならば、必要な事は「持続可能な新たな雇用の創出」しかないはずです。重要な事は、目先の雇用ではなく、持続可能な雇用の創出でなければならないという点です。

しかし、今回の「人災」では、例えば人間が作った価値である日本の株価が一気に4割も落ち込んでしまう有様です。これは、システム設計が上手く行われておらず、人間(社会)の自由な欲望の赴くままに、成り行きに任せてきた「ツケ」が回ってきた結果だと言えます。いくら国債を乱発して景気を鼓舞しても、青写真のない政策では、舵の無い船のエンジンをやたらに吹かしているようなものです。

答えは比較的簡単、と言うよりはかなり限定なものとなるはずです。何故なら、持続的なビジネスとは、持続可能な資源やエネルギーに依拠するものでなければならないからです。石油や地下資源を多用する産業をいくら鼓舞しても、必ず10年に一度くらいの息切れを繰り返し、最終的には立ち直れない状況に陥るだけです。一方、太陽光やバイオマスなどの再生可能な資源やエネルギーに頼る場合でも、大きな天候のリズムにはそれなりの影響を受けるかもしれません。例えば、冷害や干ばつや、台風などの害を指します。しかし、システムのデザインさえ上手く行えば、これら悪天候による落ち込みは1-2割で歯止めが掛かるはずなのです。これは、景気変動による波に比べれば、十分に小さい範囲です。

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