« 913 コスト効率追求の限界 | トップページ | 915 顔の見える市場 »

2009年1月18日 (日)

914 人=コスト?

913の様に、経済効率を追求する社会(会社)では、結局「人=コスト」とみなされます。この社会(会社)では、人を原材料と同等に見て「人材」と呼びます。しかし、冷静に考えてみれば、カイシャ存続の条件は、高い品質の製品やサービスを提供する事によりリピータ顧客を掴み、同時にその事業継続を可能とする人的財産=人財を持っている事なのです。人をコストと考えて、しかも長く事業を続けている企業を、少なくとも投稿者は知りません。その意味で、来るべき将来社会への布石をサボり、株主を意識した目先の利益追求に終始して、余剰なコストとしての雇用の切捨てに走った多くの企業の行く末は「推して知るべし」でしょう。

コストとしての人材は、その価値が変わることはありません。何故なら、彼らは人手であり、彼ら自身の時間を売って生計を立てていると思われているからです。しかし、人財は決してそうではありません。財産が利子で増えることがある様に、人財は自己啓発や企業内教育により、その価値は年々増加するものなのです。終身雇用の時代、企業は入社仕立ての若者に、時間とお金をつぎ込んで、しっかり仕込みました。社員は、その意気に呼応して愛社精神を培い、社員を家族とも思い、忠誠を誓ったのでした。

さて、ここでの結論は明確です。人=コストと考えている企業は、早晩市場から駆逐されることになるでしょう。しかし、苦しい時代に必死で社員を抱えていた企業は、来るべき時代にも生き残り、新たな環境ビジネスで、一定の地位を確保するはずです。繰り返しになりますが、人は決して材料やコストではなく、ココロを持ちしかも「日々進化する財産」なのです。

|

« 913 コスト効率追求の限界 | トップページ | 915 顔の見える市場 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 914 人=コスト?:

» 自分磨き [自分磨き]
自分磨きのために自己啓発することはとてもすばらしいことです。外見の美しさ、知識、内面の美しさ、一口に自分磨きをいっても、いろいろあります。 [続きを読む]

受信: 2009年1月25日 (日) 23時05分

« 913 コスト効率追求の限界 | トップページ | 915 顔の見える市場 »