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2009年1月21日 (水)

917 雨にも負けて

このブログを振り返って反省してみると、投稿者の心積もりに反して、やや小難しい言葉で書き進めた結果となっているようです。と言うより、文才が無いので、頭の中にあるありったけの言葉を「ぶち込んで」、量で稼ぐしかなかったというのが事実です。もし、宮沢賢治の1/10ほどの文才でも授かっていたとすれば、こんなダラダラ長いブログなどではなく、たぶんいくつかの「短い環境詩」を書いていたと思います。その意味では、賢治の「雨ニモマケズ」の詩は、何度読んでも驚くほど簡素で、しかも力強さにあふれています。この短い詩の中に、環境問題や格差社会問題や社会的弱者問題や生活習慣病の問題など、現代社会が抱える、殆ど全ての問題とその解決策が示されているとも思うのです。雨にも、風にも負けて、少々の夏の暑さや冬の寒さにも耐えられない現代人は、改めてこの詩人の精神を学ぶべきかもしれません。悲しいかな文才の無い投稿者は、今の気持ちを表すために、この詩をそっくりいただき、たった1語だけ書き換えました。

「雨ニモマケズ」

雨にも負けず

風にも負けず

雪にも夏の暑さにも負けぬ

丈夫なからだをもち

慾はなく

決して怒らず

いつも静かに笑っている

一日に玄米四合と

味噌と少しの野菜を食べ

あらゆることを

自分を勘定に入れずに

よく見聞きし分かり

そして忘れず

野原の松の林の陰の

小さな萱ぶきの小屋にいて

東に病気の子供あれば

行って看病してやり

西に疲れた母あれば

行ってその稲の束を負い

南に死にそうな人あれば

行ってこわがらなくてもいいといい

北に喧嘩や訴訟があれば

つまらないからやめろといい

日照りの時は涙を流し

寒さの夏はおろおろ歩き

みんなに「環境坊主」と呼ばれ

褒められもせず

苦にもされず

そういうものに

わたしは

なりたい

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