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2009年9月 5日 (土)

1020 豆ドングリ

昨日は射水市に日帰り出張でしたが、夕方に近頃経験した事がない様な短時間豪雨に見舞われ、帰りの電車も落雷でストップして足止めを食らいそうになりました。とっさの判断で10km少し離れた富山駅までタクシーを飛ばしたら、こちらは雨がほとんど降っておらず、高山線の入っていく山側では日も差していたくらいで、拍子抜けしました。まさに、狭い場所にドッカリと雨を降らす「ゲリラ豪雨」を見た思いがしました。

さて今日は天気も良いのでいつものジョギングコースを走りましたが、久しぶりなので息が切れました。8月には、いくつかの「結構ハードだ」と言われている山に登ったので、体力はそれほど落ちていない様な錯覚に陥っていたようですが、どっこいそれは急降下しているようです。これからは、その加速度に必死に抗うことになりそうです。川沿いのそのジョギングコースでは、結構多くの種類の植物や昆虫・動物を見ることができます。今日は、道沿いの木にドングリ実を見つけました。大きさはまだ直径5ミリ以下で、まさに豆ドングリです。葉は小さくてすべすべしていたので、シイやクヌギではなく多分カシの類でしょうか。びっしりと小さな実をつけて、実りの秋を待っているようです。

帰りがけの畑の横には野菜の直売所があり、顔見知りの農家の夫婦が野菜や果物を売っています。今日は、面白い縞模様のあるウリを2種類買いましたが、どちらも初めて見る種類でした。味が楽しみですが、食べごろはヘタがポロリと取れるタイミングだとか。2-3日机の上に置いて眺めながらじっと我慢する必要がありそうです。こんな何の変哲もない日々の生活が、実はこの上ない幸せな時間なのではないか、と50数年の年齢を重ねてやっとそう思えるようになった気がします。何か遠い回り道をしてきたのではないかとも思います。技術屋として、鉄やアルミやカーボン繊維と格闘してきた日々の意味は一体何だったのか、と改めて考えています。今日も豆ドングリとウリを眺めながら、技術屋を卒業するという自分の判断は、それほど間違っていなかったのだと、密かに噛みしめています。

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