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2009年10月31日 (土)

1044 屋根ビジネスの予感

投降者の事務所からは、近くや遠くの家並みが見えます。それらの屋根を眺めても、屋根がほとんど利用されていない事がきにかかります。つまり、太陽熱温水器を上げるとか、太陽光発電パネルを上げるなどの行動が非常に低調なのです。この地方では、冬でもしっかり日照時間が長いので、特に太陽熱の利用が進んでいない事は、悲しむべき事態だといえるでしょう。投稿者の自宅では太陽熱温水器を上げていますが、夏場の晴れた日にはほとんど追い焚き無しで、入浴ができますし、冬場でもたぶん湯船の半分程度は太陽熱だけで給湯できます。

日本には住宅が5000万戸程度あり、そのうちの2/3が戸建ですが、現状1割である温水器の設置率を上げて、戸建住宅100%に太陽熱温水器が設置されたとすれば、年間に削減できる二酸化炭素の排出量は1200万トンを軽く超えるはずです。これは、家庭生活から排出される二酸化炭素排出量の5%程度に当たりますので、現在と全く同じ生活レベルでも丸々5%削減するポテンシャルが目の前に転がっているわけです。太陽熱温水器を製造するには、あまり高度な技術は不要でしょうから、小さな町の鉄工所でもそれなりに製造は可能でしょう。それを設置したり、メンテナンスしたりする作業を考えれば、かなりの規模の立派な産業が創出できるはずです。今でこそ、太陽熱温水器のメーカーは、体力のある中堅企業以上に絞られてしまった感がありますが、前のオイルショックの時には、雨後のタケノコのように中小のメーカーが林立していたはずなのです。

加えて、少し大きめのシステムを設置すれば、暖房や夏場のデシカント冷房の熱源としても活用できます。屋根には薄いパネルだけ上げて、温水タンクは地面に置いておけば、地震に対する不安も解消できるでしょう。世の中が不景気だ、仕事がない、省エネにはお金が掛かるなどと愚痴ってばかりいないで、屋根という「貴重な資源」を活用するビジネスを起こそうと考える起業家は出ないものでしょうか。商売ではない投稿者がビジネスを起こしても3日でつぶれる事は目に見えていますので、ブログに書く程度のことしかできませんが・・・。屋根ビジネスは単なる予感ではなく今や必然だと言えるでしょう。

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