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2010年5月 6日 (木)

1138 ミツバチの衛兵

晴れた日に木曽川の河畔をジョギングしていると、頻繁にハチ達に「監視されている」事に気が付きました。胴体の太いハチなので、多分ミツバチの仲間の「衛兵」なのではないかと想像しました。ミツバチにとっての天敵は、ハチの仲間では、肉食のスズメバチなどでしょうが、動物では多分甘いものには目が無く、時々巣を襲うクマの仲間ではないかと思います。紫外光や赤外光でしか、世界を見渡す事が出来ないハチなどの昆虫にとって、太陽に照らされて、表面温度が高くなった、真黒い毛をもつクマと、黒い髪の毛を持つ人間の区別は、全くできないのではないか思われます。つまり、太陽光に照らされた、クマと人間の頭は、ハチのとっては同じ様に「天敵」に見え、その天敵に対しては、監視の目を緩める訳にはいかないのだと想像してしまいます。子供たちが遠足で行った山道や田舎道でハチの大群に襲われる理由も同じ事になるでしょう。ハチの衛兵は、しっかりと本能に従って仕事をしただけで、晴れた日の遠足に行くのに白い帽子をかぶるように指示しなかった、親や教師にも責任があるのでしょう。

という訳で、元技術屋にとって、ホンの些細な自然観察ですが、特に生き物たちの相互の関係には、いつもその絶妙な仕組みに感嘆させられます。2時間弱のジョギング中でさえ、日々変わっていく自然の様子、木々や植物、鳥や昆虫の変化に、毎回のように発見があります。そんな時は、走っている場合ではないので、立ち止まって目を近づけてしばし観察するのです。すると、今度はアリや地面を這う虫たちが、目に入ってきます。そこで、彼らの仕事ぶりを、ややしばらく観察する事になります。子供のころに読んだ「ファーブル昆虫記」をもう一度読み返したくなりました。今なら、筆者の虫たちに対する優しいまなざしや気持に少しは近づけるかも知れません。

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