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2010年5月24日 (月)

1147 タンポポの天気予報

いつもの木曽川河畔をジョギングしていると、異常にタンポポの綿毛が飛んでいました。天気は乾燥していて少し風のある夏日ですが、天気予報では明日、あさっては大雨との事、タンポポにはその予報は先刻ご承知という訳なのでしょう。乾燥していれば、綿毛は目いっぱい広がるでしょうし、そよ風に乗ってかなりの距離の飛行が出来て、しかも着地した翌日にはたっぷりの雨が降るという絶好の日に、綿毛を放つのです。

さて乾燥した日は、空気中の湿度が下がるので、綿毛が十分に広がる事は、人間の浅知恵でも分かるのですが、では一体風の具合や、明日の天気までどうしてタンポポに予報できるのでしょうか。ここではタンポポの気持ちになって想像してみます。さて、種子をぶら下げた綿毛が十分に熟し、綿毛が乾燥するためには乾燥した日が数日続く事が必要です。この春先の様に、日替わりで晴れと雨が繰り返す様な日和では、タンポポとしてもオチオチ綿毛を広げている暇はないでしょう。しかし、この季節の様に、数日周期で晴れが続き、その後に雨が降る周期の整った気候になると、彼らも安心して綿毛が飛ばせる様になるのでしょう。

タンポポの気持ちは想像できたとしても、やはりその気候をどうやって感知しているのかは、やはり謎です。最も単純な気温や日照時間だけでは、天気予報はできません。数日間の日照時間の積分値や、同様に数日分の湿度の平均値などのデータを取り、それを元に予測する必要があると思うのです。もちろん、これほど世界中に広く繁茂しているタンポポの事ですから、数億年掛けてその技を開発してしまったに違いありません。こんな植物や動物の予報ワザを、理解する事が出来たなら、多分散歩しながら数日後の天気を簡単に予報する事も出来るでしょう。

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