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2011年5月28日 (土)

1390 有効・境界・無効

エネルギーや行動やお金やモノなど、何か機能を持つものども(モノ=物質とは限りません)には、必ず有効なものと無効なものが存在します。エネルギーで言えば、誰もいないトイレにしょんぼり灯っている電灯であり、行動であれば目的の無いほっつき歩きでしょうか。しかし、これほどハッキリしていない中間の状態の方が実は割合としては殆どなのだと感じています。

工場で言えば、そこの製品に1円でも「付加価値」を追加している、モノや行動やエネルギーは有効だと言えますが、では仕掛品を次の工程に横移動させる行動やエネルギー、時々人が通路を照らしている電灯、或いは作業環境の改善のために動いている送風機はどうでしょう。見かけ上は付加価値を生んでいる様には見えません。では無効なものかといえば決してそうではありません。つまりは、有効・無効の間の(太い)境界線上にあるものども、だと言えるでしょう。

世の中が右肩上がりで、とにかく経済や企業の規模や業績が拡大している時代では、確かにこれら「境界線」上にあるものは、取り敢えずは「有効」に放り込んでおけば事足りました。

しかし、今後はこれらを、先ずは「境界エリア」の俎板に上げて、じっくりと腑分けしてみる必要があると思うのです。腑分けのためには、「なぜそれが、そのタイミングで、それだけ必要なのか?」などという「なぜなぜクエスチョン」を繰り返すしかないでしょう。ありふれた平均的なモノづくり工場を想定すれば、エネルギーの有効:境界:無効=442などとなるでしょう。無効の排除(無駄取り)で2割、境界エネルギーの腑分けで、さらに2割程度の省エネは、どの事業所でも可能だと、最近しみじみ感じています。この数字さえ叩き出せれば、T電さんもC電さんも全原発を止めても安心できるでしょう。

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