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2011年8月 7日 (日)

1457 蝉の戦略

今朝も多分南アルプスの山の中なので、やっぱり自動投稿です。さらに生き物シリーズです。今年は、なぜか蝉が少ない様です。たぶん、7年ほど前も同じ状態だったかもしれません。その年は成虫が少なく、地中に残された卵も少なかったのでしょうから、その時の幼虫が孵化する今年も同様に少なくなったと思われます。

蝉がなぜ7年間も(種類によっては17年間)も地中で暮らすのか、考えてみればかなり不思議です。投稿者なりの理窟では、気象変動の平準化の様な気がします。気象は、太陽の黒点や地軸の歳差運動などの要因で、短期的な変動を繰り返します。これは、温暖化などの長期に亘る「気候変動」とは明らかに異なる原因と変化なので、この周期に繁殖行動が敏感に影響を受ける種は、その年によって個体数を大きく増減させる事になります。例えば、イナゴの大発生や急激な減少は、気象変動が植物の繁茂状態に直接影響し、それに依存している代表的な昆虫の例の一つに過ぎないとみています。

しかし、セミは数年間地下に潜る事により、これを見事に回避しているのではないかと思えるのです。毎年の成虫の発生数は確かに、大きく変動するのでしょうが、地下にはその6-7倍の幼虫が眠っているので、全体としての個体数は、精々十数パーセントの範囲でしか増減しません。この推測が正しいとすれば、「蝉の戦略」はなかなかにしたたかなものだとは言えるでしょう。

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