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2011年8月10日 (水)

1460 土砂降り

最近の雨の降り方を見ていると、明らかに空気中の水分(湿度)が高まっている様な気がします。夏の日射によって上昇気流が巻き起こり、たっぷりと水気を含んだ空気が10,000m程度の高層まで上昇します。気温のピークを過ぎると空気は冷やされ始めて、氷や水の粒になり、数ミリの大きさになった時点で、もはや上昇気流では支えきれなくなって落下(降雨)します。一般的な呼び名は「夕立」ですが、最近の雨の降り方は土砂降り、または「スコール」と呼びたくなるような勢いです。スコールは熱帯地方の現象ですが、もしかするとこれは日本付近が熱帯化している一つの証拠かもしれません。

大気中の水蒸気は、実は最も強力な「温暖化効果ガス(GHG)」です。したがって、湿度が高い日には、夜間の放射冷却が抑制される結果、気温が十分に下がらず熱帯夜になりがちです。最近の気象は、翌日の日中の高温を呼ぶと言う「悪循環」が生じているように見えます。残念ながら、大気中の湿度をコントロールする術を、私たちは持ち合わせてはいません。自分たちの仕業が引き起こしたかも知れない温暖化やその結果の現象は、甘んじて受け入れるしかないのでしょう。

それにしても、暑い夏です。冷房のないこの事務所の気温は連日35℃に貼りつき、WBGT指標も30℃に近いので、労働強度としては「手先の作業」しかできない状況です。幸いにも、キーボードを叩けばある程度仕事が進みますので、どうにか熱中症にならずに済んでいます。

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