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2011年8月23日 (火)

1472 豪雨

昨夜の雨はまさにゲリラ豪雨でした。すぐ近くでは、1時間内に100㎜を超える雨が降って、地盤が低い地域では家屋の浸水も多く出た様です。毎朝通勤で通る踏切近くのマンションでは、1階にある駐車場(地下ではないのですが1段低くなっています)では、車が水につかって、通勤前の大騒ぎになっていました。強い降雨が起こる条件としては、先ず一にも二にも空気中の湿度が高い事が必須です。次に、温度が低い空気と高い空気の接近(前線の発生)、或いは強烈な日射、または非常に冷たい気団の接近などの条件で、強い上昇気流(同時に下降気流も起こる)の発生も必要です。これらの条件が重なると、いわゆる積乱雲が発生し、雲の中に大粒の雨粒が溜まってきます。

この雲が移動しながら雨を降らす訳ですが、これに地形も絡みます。今住んでいる付近は、平野と山地の境目に近いですから、南から雨雲が近づいてきた場合、雨が落ちやすい場所に当たります。同様に、川筋の谷に沿っても積乱雲が移動しやすいので、谷合でも豪雨が発生しやすくなります。今朝は、やはり下呂辺りでも集中豪雨があったようです。

何度か書きましたが、背景には大気中に温暖化効果ガスとしての水蒸気の絶対量が増えている事が疑われます。つまり、これまでは時間当たり50㎜程度を豪雨と呼んできたものが、今では時間100㎜の降雨が決して珍しくなくなった事が、その傍証だとも言えます。海に蓋をする訳にもいかないでしょうから、GHGとしての水蒸気(絶対湿度)の増加に関しては、私たちは全く無力です。この雨を、砂漠の国にプレゼントする事が出来たら、アフリカでの飢餓も、中緯度の豪雨被害も同時に解決できると思うと、地域を破壊し犠牲者の山を築くだけの軍事費や役にも立たない宇宙開発費の、せめて一部でもそのような研究に向けてくれたらと、つい八つ当たりしたくなります。

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