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2012年3月 5日 (月)

1654 Ex-E

これまでも脱エネなどの表現を使ってきましたが、Ex-EとはEx-Energyの略で、より広い意味で積極的なエネルギーの呪縛からの脱出を意味する、投稿者の作った新しい略語です。原発の事故もあり、この国では産業も民生も、エネルギーの需給事情に関しては非常に敏感になっています。昨年の夏や今冬は、どうにか乗り切ってはきましたが、原発が全面的に止まっているであろう今年の夏は、まさに正念場になる筈です。一方で、原発で出来た穴をカバーするために火力発電所で焚かれる石油やLNGは、全世界で奪い合いが激しくなり、価格の右肩上がりの傾向固定は確実視されています。

その意味で、不足しがちなエネルギー市場の騒動やその価格動向に一喜一憂するよりも、いっそその呪縛からの脱出を画策すべき時期に差し掛かっていると見ています。これまでは、温暖化防止に向けた省エネ行動だけでどうにか済んできましたが、原発事故以降マスコミに躍るキーワードとしては、海底に眠るメタンハイドレートの発掘や再生可能エネルギーによる「創エネ」となってきました。しかし、化石エネルギーや原発に頼り切っていたこの国の体質からすれば、慌てて増やしても精々10%程度にしか届かない創エネではとても足りない事は目に見えています。創エネで10%稼ぐ一方で、Ex-E2030%削減すれば、原発が全て動かなくなっても、エネルギーの需給に心配は無くなるでしょう。

さて、その方法です。先ず必要な行動は、今投稿者が日中の殆どの時間を過ごしている貸事務所の様に、冷暖房や便利な電化製品を一切置かないで、暮らしてみる事でしょうか。何もなければ、どうしても必要なモノやエネルギーが見えてくるでしょうから、それをゼロから積み上げていく事です。これは、モノやエネルギーの無かった戦後に、私たちの親の世代が行ってきた事のトレースそのものです。モノやエネルギーを使う機器の追加に際しての選択基準は、「あれば便利」ではなく、これが「無ければ一日も暮らせない」であるべきです。必要性の吟味と峻別基準の厳しさ度合が、即ちその人の生き方や環境への向かい方そのものを示します。

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