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2012年3月 6日 (火)

1655 五権分立?

症状が出てから打つ手を対症療法と呼びますが、これまでのこの国の政策は、殆どがこのパターンで進んできたと言えます。何故なら、立法府と呼ばれる仕組みは、基本的にはその時に法律を作っていれば事は済んできたからです。法律は、ほぼ100%が「対策法」ですから、何か問題(例えば公害被害など規制が無い事によって出る問題)でも出ない限り、政治家の役目としては、例えばある利益団体を代表して政策を誘導する事くらいしか必要なかったからだと言えます。しかし、この仕組みは、右肩上がりの時代には殆ど問題も無く機能してきたのでしょうが、今後の時代には、間違いなく行き詰る筈です。

何故なら、今は病気の本当の原因を突き止め、その原因を取り除く「根治療法」が全くと言って良い程行われていないと思うからです。立法、司法、行政の三権分立はもはや過去の仕組みと考えるべき時代に至りました。「真の問題の分析と検証」および「将来社会の仕組み作り」を、今の三権に加えて独立させた「五権分立」が必要な時代に至っています。

でなければ、今のデフレと、震災(原発事故)復興の重荷と海外経済からの悪影響が波状に襲いかかるVicious Spiralからはとても脱出できそうもないからです。誰もが納得できる「真の問題点」の特定とそれを踏まえた将来に向けた青写真は、現世代へ忍耐を強いるためにも十分な説得力を持ち得ます。何故なら、将来世代を思いやる事は、人間だけが持っている能力だと断言できますし、誰もそれに抗う事は出来ないからです。本当に自分の子や孫に資する行動であれば、人間はかなりの苦しさに耐える事が出来るはずなのです。そうでなければ、先人が辛酸をなめながら気の遠くなるような年月をかけて成し遂げた、土木工事や植林や開墾など、(自分の世代の生活向上には直接つながらなかったであろう行動)の説明が出来ません。

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コメント

はじめまして、このブログを読むのも初めてですが、この『五権分立』を見て、激しく同意したので、コメントさせてください。

貴方様の書かれたように、この日本は、とても継続的、永続的に政治が行われるシステムになっていないように思います。

その原因と対処は、小生にはわかりませんが、
この五権分立はとても良いと思いました。
孫文の、三民主義、五権憲法は、やはり五行説を参考にしているのでは、と個人的には思ってます。
すると、この配置を正しくできれば、永続的に相性、相克によって、五徳を生み出し、とても高い組織へと変わっていくと信じます。
昨今の、諸問題の解決にもこの五権は、発揮されると思います。
そして、今の公務員への失望も、尊敬へと変わると信じたいです。


投稿: キーボー | 2012年7月 5日 (木) 20時00分

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