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2012年3月21日 (水)

1668 メガソーラー

お金のある大企業がメガソーラーを建設する事が流行の様です。メガソーラーといえば、巨大な太陽光発電施設であるかのような響きがありますが、それでも日中だけやっと300軒の一般家庭の電力が賄える程度の規模しかありません。作らないよりは、かなりマシですが、投資目的が7月から実施される固定買取り制度を当て込んだ利殖にあるならば、あまりにも電力需要家をバカにした行為だと言うしかありません。

メガソーラーという言葉も誤解を招きます。上に書いた様に、1メガワットのソーラー発電所でもたった数百軒の住宅の電力が賄えるだけです。例えば、100万キロワットの原発1基を太陽光発電だけで代替しようと目論むなら、少なくとも一辺が2.5㎞ほどの広大な空き地が必要となる筈です。国土が狭く、それでなくとも農地が潰されて道路にされ、建物が建てられているこの国で、一体どこにそのための土地の余裕が見つかるでしょうか。太陽光発電所の下には太陽光は差しませんので、農地としては使えませんし、住宅地にもできません。精々駐車場に出来るくらいです。

そうであるならば、太陽光発電の適地は工場やビルの屋上や壁、更に言えば土盛りをした道路の法面や、平面駐車場の上程度にしか見つからないはずなのです。そういえば、工場立地法で、工場敷地には一定以上の緑地を確保する事が義務付けられていますが、それと同列で、ぜひ全ての工場の屋根にも、一定規模の太陽光発電を義務付けるべきでしょう。それであれば、農地と太陽光発電間での太陽光の奪い合いは生じないで済みそうです。つまりは、メガソーラーなどと、言葉だけの先走りさせ、その適地など探している間に、需要家に限りなく近くに設置する「ミニソーラー」を出来るだけ数多く設置することの方が、結局は近道になると思うのです。

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