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2012年3月28日 (水)

1674 秋田で考えた事

25-27日は仕事で秋田に行っていました。秋田は生まれてから学校を出るまので20年暮らした故郷でもあります。滞在中の天気はといえば、春3月とはいえ、冬型気圧配置のため、曇り時々雪・霰でした。県の海岸沿いは、田畑の雪も殆ど消えていますが、北や内陸では、まだしっかりと根雪が残っています。風が吹くと体感温度は急激に下がります。道路は凍結していませんので、プラス数℃なのでしょうが、湿度も高く底冷えがします。

しかし、秋田に限らず、東北には無限の資源がある事をとしみじみ再認識しました。山を見れば先人が植林した山々(手入れは出来ていませんが)、海を見れば大陸から吹き降ろしてくる風や押し寄せる波、冬でも凍らないで流れる大小の川、有り余るだけの雪、農業から出るもみ殻や農業残渣、すこし地面を掘れば温泉が湧き、夏は北ほど日も長くなり気温も結構上がります。こんな地域で、化石燃料を燃やし、電力を使って暖房や給湯をしている現状を見て、やはり何かが間違っていると、改めて考え込みました。

やるべき事は、山ほどあると思いました。断熱材が薄い安普請の建物で、多量の冷暖房のエネルギーを使うのは絶対にレッドカードです。ならば、出来る限り安価に高断熱にリフォームする事業には追い風が期待できるでしょう。同時に、耐震工事も行えば、一石二鳥なので、工事費のハードルも更に下がるでしょう。小規模な太陽熱やバイオマスやマイクロ水力やマイクロ風車や地熱を上手く組み合わせれば、石油やガスや電力を殆ど使わない冷暖房や給湯も可能になります。後必要なエネルギーはといえば、車のガソリンと調理のための熱源と冷蔵庫や洗濯機や電灯などのコンセント電力程度でしょう。いわゆる新エネルギーを活用して化石燃料を削減すれば、原発代替の火力発電所での石油やLNGの消費も下がり、ひいては石油製品の価格上昇圧力も弱められるでしょうし、原発停止の長期化も怖れる必要も無くなります。

その意味でも、今の仕事の半分を占めている省エネ指南もそろそろ卒業し、この夏以降は、東北に軸足を移して、本格的に新エネ利用に取り組もうと決意を固めながら帰ってきました。

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