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2012年3月30日 (金)

1676 ガソリン価格

ガソリン価格の上昇が止まりません。数年前(2008年夏)の瞬間最大値は、たぶん170円を超えた様な気がしますが、その異常値を切り捨てたトレンド値(高原値)は155円前後だったとみています。実はピーク価格は問題ではありません。長期的な価格上昇のトレンドこそが重要なのです。その意味では、ガソリン価格は短期的には上昇下降を繰り返しながら、毎年6-7円の幅で上昇するトレンドカーブを描いている様に見えます。仮定しても、それから3年以上経過している現在は、それを軽く突破してもおかしくはないでしょう。事実、通常から価格が高めの地域ではすでに160円を突破している様です。この傾向は定着し、今後とも140円台前半には戻れない様な気がします。

その価格上昇圧力の原動力は、相変わらずダブついている投資マネーと、それと同程度の押し上げ圧力となっているのは、C国を中心とする途上国のガソリンのガブ飲みです。とりわけC国においては、毎年1000万台もの新車登録がある訳ですから、それぞれが例えば年間数百リッターのガソリンを消費するとしても、ガソリン消費量の毎年度増加率は尋常ではありません。エネルギー増加率は、ほぼ経済成長率に連動しますので、この国だけでも大雑把に言えば毎年10%レベルで増加を続けている事になります。

さてそれでどうするかですが、消費者が出来る唯一の抵抗手段は、ガソリンを買う量を減らす事しかありません。震災の時に、必要とするガソリンが買えない被災者を助けるために、私たちは不要不急の給油を我慢したではありませんか。出来ない相談ではありません。消費量に頭打ち感が出ると、価格の上昇圧力は弱まるはずです。余剰マネーは、利潤を求めてその他の地下資源や食糧に向かって流れるでしょう。ガソリンの消費を減らす方法は簡単です。不要不急の要件で、車を動かさない事です。先ずは、自転車や歩きで移動する楽しさを、ぜひ見つけましょう。

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