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2012年12月 8日 (土)

1921 冬の嵐

この冬、日本海に入った低気圧は、信じられないくらいのスピードで発達し、日本列島に沿って北上して激しい気象現象を起こしています。ここではその理由を少し考えてみます。この季節、大陸からは次々に寒気が降りてきます。北極海は再び凍結し始め、ユーラシア大陸には寒気が溜まってくるからです。しかし、先ごろフィリピンを襲った季節外れの大型台風が示す様に、黒潮やそれから別れた親潮=日本海流は暖かなままです。そういえば、ここ秋田でも連日30℃を大きく超え、暑い暑いと言っていた夏がつい最近過ぎたばかりに様な気がします。温暖化は着実に?進行し、日本海に流入している暖流の温度も、年々上昇する傾向にあります。ここに、強烈な寒気が大陸から降りてくると、そこに激しい上昇気流が生じます。

上昇気流は即ち低気圧の始まりであり、海面と大気間の大きな温度差によって生まれる強い上昇気流によって低気圧は急激に発達します。季節の変わり目の気象現象が激しいと言うことは、結局のところ、例えば夏から秋さらには冬に至る季節の変化が滑らかに行われず、暑い夏と寒い冬が、短い秋を経て温度変化の急こう配を伴って移り変わる事を意味ます。

日本以南の気象はますます温暖化の様相を強め、一方で極地方も温暖化が進んでいる一方、逆に亜寒帯地域では寒冷化が進んでいると言わています。この傾向が顕著になるにつれて、北極海にその年の薄い氷の蓋が完成した途端に、厳しい冬に突入するパターンは続く事になります。その寒さにキーボードを打つ手も冷たくなりがちですが、北国での新たなエネルギー源=熱源を考える毎日です。

ところで、以下のURLで、極気団の縁に出来るジェット気流の日々の様子が確認できます。今は日本付近の蛇行が随分低い緯度(九州あたり)まで下りてきていますね。列島全体が寒くなっている筈です。http://www.cokbee.com/weather/jet.htm

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