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2012年12月26日 (水)

1939 ブレているのは

今度の選挙で、色々な政党が節操なく湧いてきて離合集散し、既存の政党の軸もかなりブレまくった、との批判がマスコミを賑わしました。確かに、その時の都合により前言を翻した候補者や政党のなんと多かった事でしょう。ひどい場合には、原発ゼロと言う公約を、事実上時期を延ばしての次世代に押し付けを平気で行っておいて、それを突っ込まれても、あいまいに誤魔化してシラを切る始末です。その結果か、選挙制度が悪いのかは今後の成り行き(つまりは参院選?)を待ちますが、あの議席数の再逆転が起こった訳です。政治屋や政党の軸は簡単にずらせる様です。

しかし、反省して見なければならないのは、では果たして我々有権者側の軸にブレは無かったのかという点です。あるいは、我々はあまりにも多くを政治や国(行政)に期待し過ぎてはいないかと言う振り返りも必要だ、とも言い直せます。欧米の政治家の言葉にあった様な気がしますが、「国が我々に何かをしてくれるかではなく、我々が国のために何が出来るか」を考えなければならないとも思うのです。

企業が儲からない事を政治や海外の景気のせいにするのは簡単です。もっと公共事業をやれば、もっと助成金を増やしてさえくれれば、関税を外せば、ともの欲しそうな期待をして、それを口約束した政治家や政党に投票するのは、やはり他力本願です。そうではなく、私たち自身が知恵を出し、工夫をして新たなビジネスを起こし、結果として経済が持ち直し、その結果として税金が増えると言う、正のスパイラルに入るべきなのでしょう。しかしこれから、政権を担当する事になる政党は、デフレと言う負のスパイラルを、お金の印刷や将来世代からの借金で無理やり上向きにしようという、工夫の無い(20世紀型)の策しか持ち合わせていない様に見えます。これは昨日まで心臓が悪くて動きが鈍かった患者に、今日無理やりカンフル剤を注射して、短距離を走らせようするハチャメチャな医者を連想させます。オイルショックやバブルや、リーマンショックや為替相場に一喜一憂し、左に右に大きくブレているのは、実は私たち有権者自身だと言うしかありません。

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