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2012年12月30日 (日)

1943 今年のまとめ

ここで、世間に倣って一応今年のまとめをしておきます。勿論、10大ニュースを書き並べるつもりは毛頭なく、投稿者の視点からのまとめになります。

今年の印象はと問われれば、間違いなく「この国の存在感の大幅な沈下」と答えるしかなさそうです。旧政権のドタバタ、経済の停滞(又は退行)、震災予算の省庁間の横取り合戦、ゾンビ?政党の復活、紙のお金の印刷に追われたN銀、老齢化時計と人口時計ならぬ「借金時計」の加速的な進行、島々を巡る小競り合いなどなど。書いてみるとやっぱり、後ろ向きの愚痴になってしまいそうです。これらは全て、1940-1942にも書いた「エイジング」というKWで括れるかもしれません。この国は、急激に「年寄り国家」になりつつあるようです。

更に、俯瞰してみると、この国を遡行させ、「日はまた昇る」夢を描くのは殆ど期待できず、これからはむしろ斜に構えて「午後の有益な過ごし方でも工夫する」社会への移行を考えなければならない時期に至ったと考えるべきだとも思うのです。この国の国力は、バブル期かやや甘く見ても人口のピーク(2004年)で頂点を打ったとみるべきでしょう。仕方がないのでこれからは、平均年齢が世界でも最も高い国として、高齢者が最も(ただし精神的に)幸福に暮らせる国を目指すしかないでしょう。物質的な幸福のためには若い世代に大きな負担を強いるからです。そのために年寄りは、「決して寝たきりにはならない」と言う並々ならぬ強い決意が必要でしょう。老人は歳を取れば取るほど毎日の筋トレを欠かさずに行い、病気を寄せ付けない質素な食生活を実行し、病気が逃げ出すほどの勢いでウォーキングも続ける必要もあるでしょう。その日々の活動の中で、若い世代の負担を如何に軽減出来るかを考え続ける事を「生き甲斐」とするわけです。決して、贅沢な海外旅行や温泉旅行ではありません。

カチカチ山ではありませんが、借金の海に浮かび火事(例えば景気後退とデフレと超円高等)が起こっているドロ舟に、いくら新たなドロ(新たな国債の発行と公共事業のことです)で塗り固めようと、ズブズブに水がしみ込んで脆くなった舟の沈没は止められないでしょう。新たな浮袋(≒産業)の創出こそが必要なのです。それがエレクトロニクスではなく、自動車でも航空宇宙産業でもない事は既に証明されてしまいました。では何を考えるべきか、さらに続きます。

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